視覚障害者パイプオルガン体験隊

 今日はプラバホールで行われた視覚障害者のパイプオルガン体験隊に参加。
視覚障害者の方と接するのは初体験。
視覚障害者とその家族、ボランティアの方で総勢20名が集まった。
いきなり「この方をトイレに連れてってあげてください!」と頼まれ、あたふたしながら視覚障害者の方を誘導しながらトイレへ。


一文字屋のユニバーサル弁当で昼食を済ませたあと、いよいよ専属オルガニスト米山麻美さんによるパイプオルガンの体験会。

目の不自由な方にとって、音はとても大切なコミュニケーション手段だ。
耳だけでなくステージに寝そべって体に伝わる振動の強弱で音を感じたり、パイプを触ったり自分で吹いてみたりしながら、体全体で「聴いて」いたのがとても印象的だった。


驚いたのは、茨城県から一人で参加された視覚障害者の方。全盲の方だったが、ホームページを「見て」このイベントを知り、一人で夜行列車で来られたそうだ。
前日はボランティアのガイドで松江城や堀川遊覧など観光を堪能されたとのこと。
「いやー、松江は本当にいいところですねー」
健常者と変わらぬその行動と感じ方には驚かずにいられなかった。


この日はパイプオルガン体験に続いて実施された視覚障害者の誘導方法を学ぶ「手引き講習」にも参加し、目の不自由な方への理解を深めた一日でした。
手引き講習の概要
http://www.kagawa-edu.jp/mogaku01/gakusyuu/tebiki.htm